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最近の歯科疾患

あいかわらず、歯科疾患の傾向としては、子犬では乳歯遺残(乳歯が抜けずに残っている。)老齢犬では、歯周病による抜歯処置、口腔鼻腔ろう(口と鼻がつながった状態)が多いです。

今回は、犬の歯周病およびネコの難治性口内炎のため歯科処置した2ケースを紹介します。
IMG_2469.jpg
ケース① わんちゃんの高齢犬の歯科処置は非常に多いですが、歯石除去だけではなく、ほとんどの歯が歯周病になっており抜歯する必要があります。

IMG_2486.jpg

ケース② ネコさんの難治性の歯肉炎は、様々な原因で起こり、薬だけでは痛みや炎症を抑えることが出来ない場合は、抜歯する必要があります。
ケース①

IMG_2473.jpg
同じワンちゃんの反対側になります。(一部歯石除去をしてしまいましたが・・。)
IMG_2476.jpg
上顎の歯は、全て抜歯する必要がありました。
犬歯の部分だけは鼻とのつながりがあるため、穴をふさぐための処置をしなくてはいけません。
今回は、特に慢性的な炎症があったため、粘膜部があまりなく、穴をふさぐには少なすぎます。
以前は、無理して縫合しておりましたが、時間とともに穴が一部できることがあるためアゴの部分にある粘膜もはがして縫合しております。
IMG_2477.jpg
最終的には、上のアゴの歯はすべて抜いて必要な部分のみ縫合して終了になります。


ケース②

IMG_2488.jpg
ネコさんの難治性の歯肉炎を治療する場合は、臼歯を全部抜くか全部の抜歯をする必要があります。
IMG_2489.jpg
見えている部分は上アゴの骨の部分ですが、必ず歯の根っこの部分まで抜き、アゴの骨のとがっている部分は削っておかなければいけません。
IMG_2492.jpg
下アゴの骨の部分も同様に歯を全て抜き、きれいにアゴの骨を削ります。
IMG_2493.jpg
最終的に粘膜部分は吸収する糸で縫合して終了します。


ネコさんの難治性歯肉炎の治療は、抗生剤等で治療して改善がない場合は、早期に外科治療をしないと治らなくなることが多いので、あまり薬で長期間の治療をすることはお勧めしません。(最終的には抗生剤も効かなくなることがあります。)


歯科処置後の管理として、2~3週間は、エリザベスカラーをつける必要があります。(縫合した糸をとらないようにしなくてはいけません。)
また、食事の管理もかかせませんので、それができるのであれば、このような歯科処置は長い目でみると良い方法だと思います。


歯周病等でお困りの際は、ご相談ください。
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