今回は、子猫さんが室内で骨折したケース。
以前も、タンスから飛び降り失敗で肘の脱臼をした猫さんがいましたが、室内でもあまり高いところから落下すると骨折の可能性があります。
今回は、上腕骨という腕の骨の骨折で来院されました。

これで見ると、ほとんどわからないようなんですが・・・。

違う角度で撮影すると明らかな骨折が見られます。
年齢も2ヶ月程度の子猫なので、成長期であることを考えて、髄内にピンを入れて、創外固定を加えるという方法で手術をしました。
以下、
手術の画像もふくまれますので、ご注意ください。 
髄内にピンを挿入した後に、骨を正常な位置に固定しました。

最終的には、このような形で外にピンが出ているような固定方法になります。

2日後くらいから歩いて、その後は心配になるくらい、遊んでいます。
経過を見て、ピンと創外に固定している金属も除去することになりますが、それまでの2ヶ月くらいは安静が必要になります。
それまでは、しばらく我慢してくださいね。
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