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歯周病治療

毎月、重度の歯周病患者さんが来院されます。

そのほとんどのケースでは、くしゃみ、膿性鼻汁や眼窩下(眼の下辺り)に膿瘍ができるなどの症状を併発していることが多いです。

そして、残念ながらこのようなケースでは抜歯処置しか治療方法がありません。

人間の場合、インプラントなどを用いて人工的な歯を形成することもありますが、動物の場合は、そのようなことをすることは少ないです。

何故なら、技術やコスト的な理由もありますが、そのほとんどが歯がなくても生活していくことが可能だからです。


毎月、2、3件は重度の歯科処置をしますが、先月のケースをご紹介します。
1件目は、長い間歯周病により口臭やくしゃみなどに悩まされていたケースです。

IMG_1426.jpg
歯が見えないくらいにまで歯石が付着しています。
IMG_1428.jpg
まずは、犬歯の部分の穴をふさぐための粘膜部分を薄く切って作ります。
IMG_1429.jpg
犬歯を抜いた後に粘膜部分の大きさを確認します。
IMG_1431.jpg
最終的に、このように穴をきれいにふさいであげることで口と鼻に出来た穴をふさいであげます。

IMG_1432.jpg
反対の歯も同様に歯周病があるため、抜歯します。
IMG_1433.jpg
穴が開いているので、こちらも粘膜縫合をしてあげます。
IMG_1435.jpg
IMG_1438.jpg
悪い歯は、ほとんど抜歯してしまうとこれだけ抜きました。




2件目のミニチュア・ダックスさんも長い間歯周病を患っていたため、歯科処置をおススメいたしました。
IMG_1460.jpg
犬歯から臼歯に至るまで、歯石がびっしりと付着しています。
IMG_1461.jpg
このわんちゃんのケースでは、臼歯の部分も鼻までの穴が開いていました。
IMG_1462.jpg
最終的には、このようにほとんどの歯の部分に粘膜フラップを縫合する形になりました。
IMG_1464.jpg
反対の歯に関しても同じように歯石が付着しております。
IMG_1465.jpg
犬歯の部分も抜歯するとやはり鼻までの穴があいております。
IMG_1466.jpg
最終的に縫合することで穴はふさがれました。
IMG_1524.jpg
経過2週間後になりますが、ソフトフードしか与えないようにしていますので、どうしても食べカスが付着していましたが、縫合も順調で口臭などもなくなり、これで、歯周病も完治しました。


よかったです!
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