最近は、歯科処置をする機会が多くなりましたが、そのなかでも、子犬に多いのが永久歯が生えてきているにもかかわらず、乳歯が残っているケース。
通常は、残っていてもせいぜい1、2本残っていることが多いのですが、今回は、切歯と犬歯が残っていたたため去勢の手術のときに処置させていただきました。

処置後

通常の乳歯よりも歯根部がしっかりしており、このままでは自然に抜けそうにはありませんでした。
乳歯を残したままにすると、不正咬合(噛みあわせが悪くなる。)が起こったり、歯石が付着しやすくなります。
そのため、おそくとも8ヶ月までには抜歯したほうが良いとおもいます。
次回は、高齢犬に多い歯槽膿漏に伴い、ほとんどの歯を抜歯した犬のお話をしようと思います。
歯に関して、お困りの場合、気軽にご相談ください。
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