ネコの脱臼 2例続く・・・1件目
昨年は、ネコの肘の脱臼が2例続きましたが、病気は不思議と同じようなのが続きます。
今年に入ってからネコの足根関節(人間で言うと、かかとの部分)の脱臼が続きました。
1件は、自宅にて高い棚から降りるときに、上手に着地できずに・・・脱臼。
2件目は、店の裏の溝で動けなくなっていたところを保護されたようで、左右のかかとの部分から骨が出ていたというケースです。
今回は、その1件目の脱臼のご紹介であります。

自分も脱臼を経験したことがありますが、非常に痛々しいものであります。
手術等の写真が掲載されているため、苦手な方はご遠慮ください。
今回は、元旦から脱臼したため、正月明けからの手術になりました。

関節自体は、周りの靭帯が完全に切れてしまっていたため、関節固定をすることになりました。
関節軟骨は、削ってしまい、脛骨(すねの骨)の部分からかかとの骨に向けて、ワイヤーとスクリューで固定しました。

更に、固定力を強くするために外固定を併用しております。

実際は、こんな感じで金属の棒で外側から固定しているのです。
1ヶ月経過して、異常がなければ、外から固定している金属の棒を除去する予定でしたが・・・
1ヶ月くらいで金属のワイヤーが耐えられなくなり、折れてしまい除去しました。

どうしても、かかとの部分は、座るときなどに力が加わわり負担がかかる場所なので、多少の障害が残ることがあります。
現在、2ヶ月以上経過した時点で、脱臼部位の骨もくっつき始めており、生活には支障がないようなので、よかったです。
これからは、あまり無理しない生活をしていただくようにお願いします。
次回は、開放性の脱臼をしてしまった猫ちゃんのお話をする予定です。
今年に入ってからネコの足根関節(人間で言うと、かかとの部分)の脱臼が続きました。
1件は、自宅にて高い棚から降りるときに、上手に着地できずに・・・脱臼。
2件目は、店の裏の溝で動けなくなっていたところを保護されたようで、左右のかかとの部分から骨が出ていたというケースです。
今回は、その1件目の脱臼のご紹介であります。

自分も脱臼を経験したことがありますが、非常に痛々しいものであります。
手術等の写真が掲載されているため、苦手な方はご遠慮ください。
今回は、元旦から脱臼したため、正月明けからの手術になりました。

関節自体は、周りの靭帯が完全に切れてしまっていたため、関節固定をすることになりました。
関節軟骨は、削ってしまい、脛骨(すねの骨)の部分からかかとの骨に向けて、ワイヤーとスクリューで固定しました。

更に、固定力を強くするために外固定を併用しております。

実際は、こんな感じで金属の棒で外側から固定しているのです。
1ヶ月経過して、異常がなければ、外から固定している金属の棒を除去する予定でしたが・・・
1ヶ月くらいで金属のワイヤーが耐えられなくなり、折れてしまい除去しました。

どうしても、かかとの部分は、座るときなどに力が加わわり負担がかかる場所なので、多少の障害が残ることがあります。
現在、2ヶ月以上経過した時点で、脱臼部位の骨もくっつき始めており、生活には支障がないようなので、よかったです。
これからは、あまり無理しない生活をしていただくようにお願いします。
次回は、開放性の脱臼をしてしまった猫ちゃんのお話をする予定です。
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