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肛門周囲腺腫と停留精巣の犬

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肛門周囲腺腫
通常、去勢していないオス犬の肛門周囲にできる良性の腫瘍で、アンドロジェンという男性ホルモンの関係でできやすくなります。良性の腫瘍ではありますが、そのまま放置することにより大きくなり過ぎて、はじけて化膿してしまいます。
若い時に去勢手術をすることにより、この腫瘍は予防することができます。


今回は、この腫瘍を摘出すると同時に去勢もするのですが、精巣(金玉)自体がおなかの中にある腹腔内停留精巣という状態にありました。
CIMG5410_20110829112400.jpg

停留精巣
正常であれば2ヶ月令までに精巣下降し、遅くとも4ヶ月までにはちゃんとした位置にあるのですが、途中で精巣が止まってしまう状態。このままであれば、精巣腫瘍になる危険性が約10倍になるといわれているため、停留精巣は、去勢が勧められます。

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