野田山動物病院 ブログ | 最近の整形疾患 3件
皆様、だんだん秋めいて朝晩が寒い季節になりましたが、体調は大丈夫でしょうか?
動物も活動性が増すと、何かとケガをしたりする機会も多くなります。
先日も、病院前で残念な事故がありました。
当院の患者さんが交通事故にあい、3日間集中治療でとりあえず命だけはとりとめましたが、CT検査では、頭蓋骨が陥没しており、予後は良くないという結果。
3日間挿入していた気管チューブを外し、その後数時間でお亡くなりになりました。
本当に事故だけは怖いです。
一瞬にして最愛の動物をなくすため、散歩もご注意ください。
今回のお話は、外出した際に骨折したネコさん、脱臼したネコさん。
膝蓋骨内方脱臼(外傷性)の小型犬のお話です。


1件目は、肘の関節がはずれてしまいました。以前にもブログで2件肘の脱臼の記事は書きましたが、今回は、体が小さく、また、時間がたっているため、麻酔下で元の位置に戻らないため、手術で正常な位置に戻すことになりました。


2件目は、ネコの大腿骨の成長板の部分が骨折しておりました。矢印の部分がずれております。
今回は、これをピンにて整復しております。
そして、3件目は最近、手術が多い膝蓋骨内方脱臼の犬のお話です。
手術写真も含まれるためご注意ください。
動物も活動性が増すと、何かとケガをしたりする機会も多くなります。
先日も、病院前で残念な事故がありました。
当院の患者さんが交通事故にあい、3日間集中治療でとりあえず命だけはとりとめましたが、CT検査では、頭蓋骨が陥没しており、予後は良くないという結果。
3日間挿入していた気管チューブを外し、その後数時間でお亡くなりになりました。
本当に事故だけは怖いです。
一瞬にして最愛の動物をなくすため、散歩もご注意ください。
今回のお話は、外出した際に骨折したネコさん、脱臼したネコさん。
膝蓋骨内方脱臼(外傷性)の小型犬のお話です。


1件目は、肘の関節がはずれてしまいました。以前にもブログで2件肘の脱臼の記事は書きましたが、今回は、体が小さく、また、時間がたっているため、麻酔下で元の位置に戻らないため、手術で正常な位置に戻すことになりました。


2件目は、ネコの大腿骨の成長板の部分が骨折しておりました。矢印の部分がずれております。
今回は、これをピンにて整復しております。
そして、3件目は最近、手術が多い膝蓋骨内方脱臼の犬のお話です。
手術写真も含まれるためご注意ください。
最近の整形外科・・・3件。
ネコの足の骨折・・・
最近の整形疾患③
室内における骨折事故でも様々ありますが、今回は、指の骨の骨折。知り合いの先生よりのご紹介です。
性格的にも大人しく、経過を見ていくなかでギプス固定により改善したケースのご紹介です。

レントゲンでは、わかりにくいですが、上の骨から人間でいうところの親指、人差し指にあたりますが、よーく見ると亀裂が入っております。また、4本目の指の付け根も何か毛羽立ったような画像がありました。
触ってみると、手首の関節も横方向に曲がる範囲が広いため、靭帯の損傷もあると考えておりましたが、経過をみている中で歩行が可能になってきていたため、あえて、手術で固定するよりは、ギプス固定のほうが良いのでは、と飼主様と相談のうえ治療させていただくことになりました。
性格的にも大人しく、経過を見ていくなかでギプス固定により改善したケースのご紹介です。

レントゲンでは、わかりにくいですが、上の骨から人間でいうところの親指、人差し指にあたりますが、よーく見ると亀裂が入っております。また、4本目の指の付け根も何か毛羽立ったような画像がありました。
触ってみると、手首の関節も横方向に曲がる範囲が広いため、靭帯の損傷もあると考えておりましたが、経過をみている中で歩行が可能になってきていたため、あえて、手術で固定するよりは、ギプス固定のほうが良いのでは、と飼主様と相談のうえ治療させていただくことになりました。